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しっかり立ったらダメ。

立ち方についてです。


しっかりと立つことは、

基本であり、必須である、

と思っている方が多いでしょう。



これも語弊を恐れず言わせてもらえば、

しっかりと立ってはダメ、

です。。




対人練習をするとき、

技を掛ける側が、

技をかけようとするときに、

しっかりと立とうとする、

これだけでもう、

この技は力ずくの技になります。




よくあるのが、

技をかけようとするとき、

しっかりと立ちたいという気持ちから、

2~3度、足踏みしてしまう、

いわゆる二の足を踏むんですね。



これでもう、

柔術系の技=やわらは出来ません。
(柔術系の技=やわらとは、掛ける側も、掛けられる側も、力感が無い技のこと)



しっかり立つ、というイメージですが、

多くの場合、

立っている両足の真ん中に重心を置く、

といったものではないでしょうか。



どちらにも動けるように、

ということでしょう。

真ん中に重心を置きたがる。



太極拳ではこれを、

双重(そうじゅう)といい、

良くない状態、としています。
(他にも、同じ動作を2回繰り返すことも双重といいます)



両足に均等に体重を乗せようとし、

足を交互に2~3度、

踏み踏み、ふみふみ、フミフミ・・・。



さらにしっかりさせようとして、

足腰にグッと力をかけて、

さらには下腹に力を入れて、

そこからは絶対に動かない!

とでも言わんばかりに立つなんて、

言語道断、もってのほかです。




心当たりのある方、いますか?




さて、

このようにしっかりと立つことは、

技をかける上で、

自分の動き出しを限りなく制限してしまいます。(←こんな表現でいいかな?)



つまり動きにくくなる。



動き出しが、相手に伝わりやすい。

相手の大脳に認知されなくても、

運動神経が感知するため、

やはり即座に対応されてしまいます。




こうなると技が掛からないから、

さらに掛けようと頑張ってしまい、

今度は力が強~くなってくる。




これではもう、

柔術系の技=やわらの稽古ではありません。




最初から、考え方を変える必要があります。


それは・・・、










しっかりと立たないこと。
(しつこいね・・・。)







本来、人間の動作は、

手が動けば、腕も動き、

上半身もつられて動き、

腰も動き、

足も動き出す。




重心は、

手が動き始めるときにはもう、

移動し始める。




しっかりと立って技をかける、ということは、

足を止めて(腰も動かない)、

腕だけ、または手だけ動かすということ。




しっかりと立とうとする、と言うことは、

足を止めようとする、のだから、

「体を止める」という方向で制御しようとしている、

という事です。
(要は、踏ん張っているのね。)





体を止めようとしているのに、

体のどこか動かして、相手を崩そうとしているのだから、

それを成り立たせるためには、

自らの脳は、

どこかを無理に動かす、

という指令しか出せません。



しっかりと立つことで、

足を止めて踏ん張りを利かせ、

そこからさらに腕だけを動かし、

その筋肉量をもってして相手を崩しにかかる。



これでは、

自然な体の動きに任せた動作要領が無くなるので、

一部の筋肉を強力に鍛えるしかないです。



もちろんそれでもかまわないですが、

さて、どこまで鍛えましょうか?





もし、柔術系の技で、

どうにも技が掛かりにくい、とか、

力感が強くて、納得いかない、とか、

技の理解に苦しむ、という方は、

ぜひ、

しっかりと立たない、

ということを、

実践してみてはいかがでしょうか。。




それだけで技が出来るようになるかどうかは、

他の要因もありますので、

一概に言えませんが、

取り組むべき価値のある課題だと思います。



私からの提案でした。

詳しく学びたい方は、こちら → 募集要項へ



相武会の稽古は

相模原市内の体育館や、

会議室等を借りて行っています。



水曜日が19:00~21:00。
日曜日が9:00~11:00、12:00~15:00。


また、不定期ですが、
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平日日中に私が稽古しています。
この時間は、希望者がいれば、
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*荻野運動公園体育館・多目的室での稽古は、
前日にこのブログでお知らせいたします。
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おって、詳しい時間と場所をお知らせいたします。






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コメント

ぷぷふ。

しっかり立つ・・・

日本人の良いところでしょうか?

技をかける時も、受けるときも
まず、しっかり立ってしまう
自分がいます。(涙)

sagamisoubukai

Re: タイトルなし
ぷぷふさん

残念です・・・( ;´・ω・`)

とりあえず、いい加減にやる、

と思ってやってみてはいかがでしょうか?



> しっかり立つ・・・
>
> 日本人の良いところでしょうか?
>
> 技をかける時も、受けるときも
> まず、しっかり立ってしまう
> 自分がいます。(涙)
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sagamisoubukai

相武会の館長、齋藤といいます。
武術が好きで古流剣術から始まり、
古流柔術、沖縄空手、中国武術を学んできました。
良い師匠にも恵まれました。
初動負荷に出会って、技の理論も研究しています。
今、いろいろと疑問を持ち、悩んでいる人は、
その答えを示せるかもしれません。