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初動負荷理論

初動負荷って、ご存知ですか?

小山裕史(こやまやすし)先生が提唱した運動理論です。



私はこの理論を元に、

技を研究しています。



きっかけは、

私の太極拳の師匠が、

小山先生主宰のワールドウィングで毎年合宿を行っているからです。



ですからもちろん、

師匠が教える太極拳の技も、

初動負荷理論を基に、

研究、解明、整理し、教授しています。




武術を理論的に説明、解析することは、

いろんな人が試みています。




ですが、

そのほとんどは自己流であり、

自分がそう感じるからそうである、

と言ったような、

一般的には検証されにくいものがほとんど、

と思います。




この初動負荷理論ですが、

学術論文として発表されていますので、

世界中のどこでも、誰でも、

検証が出来るわけです。




もし反論があれば、

実験してその反証を論文にして発表すればよいので、

直ぐに検証できます。




もういままでにいくつも結果が出ているので、

私はコレを参考にするのが一番良いと、

そう考えています。




有名なところでは、

イチロー選手。

ゴルフの青木功プロ。

山本昌元投手。

陸上100mの伊藤浩司さん。

ウサインボルト選手もそう。




武術界、

特に、古流武術関係では、

こういった理論や施設を利用する人は

あまりいません。




武術的な動きは、スポーツ的な理論では解明できない、

とか、

スポーツと武術は違う、

といった考えを持っている人が多いように思います。




初動負荷理論は、

人の動作の理論的解明であって、

歩く、走る、物を投げる、物を打つ、といった諸動作が、

そうすれば動きやすく、反射的動作を利用できるか、

を説明しています(たぶん・・・)。




武術とて、

人間の動作ですから、

もちろん当てはまるわけです。



その点においては、

武術とスポーツに違いはありません。





動作に係る理論ですから、

スポーツや武術に留まらず、

リハビリや、高齢者のトレーニング、手術後の機能回復等、

医療現場でも取り入れられています。




私も、

太極拳の師匠からいろいろ教わったとき、

こんなにも動きやすいものかと驚きました。




今までの動き方はいったいなんだったのか?

わざわざ動きにくい方向で、

型をやり、組手をやり、技を解明しようとし・・・、

これではどう頑張っても、

なんだか納得がいかないわけです。





身体が硬くなることは、

年のせいだとあきらめていましたが、

どうやら違ったようです。



動きが悪くなるのは、

これも年のせいだとあきらめていましたが、

どうやら違ったようです。




現在、私の会派では、

未だ研究途中ではありますが、

初動負荷を基にして指導しています。




稽古生からは、

今まで習っていたものはいったいなんだったのか?

という感想がでるほど、

動きに差が出てくるようです。




もし気になったら、

いろいろと検索してみてください。

実際に体験すれば、

全く違う動作に驚くと思います。





たぶん、型や套路は、

こういった動きのよさの寄せ集めて、

その覚書として、

それぞれの動きを繋ぎ合わせ、

型や套路と成っていったのでしょう。




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sagamisoubukai

相武会の館長、齋藤といいます。
武術が好きで古流剣術から始まり、
古流柔術、沖縄空手、中国武術を学んできました。
良い師匠にも恵まれました。
初動負荷に出会って、技の理論も研究しています。
今、技が分からなくて(出来ない)いろいろと疑問を持ち、悩んでいる人には、
その答えを示せるかもしれません。